【2026年8月6日開催】Entra IDとMicrosoft Defender for Cloud Apps の関係を学ぼう

Microsoft Defender for Cloud Apps (MDA)とは

ゼロトラスト用語でいう「CASB( Cloud Access Security Broker )」です。

企業とクラウドサービスの間に入り、セキュリティを担保する仲介役です。アクセス制御や操作制御(アップロード/ダウンロード制限)等の機能を提供します。

Entra ID 条件付きアクセスとMDAの関係性

Entra ID 条件付きアクセスとMDAによる通信制御デモ(SharePoint Online上のファイルダウンロード制限)

前提

利用するユーザ

動作の違いを確認するため2ユーザ使います

①hellotest ・・・ポリシーの対象

②hellotest2・・・ポリシー対象外

事前設定

①SSOの設定

SharePointの場合、設定不要(既定で、Entra IDとのSSOが構成されている)

②条件付きアクセス設定 (Entra ID)

■Entra管理センター > 条件付きアクセス

「アプリの条件付きアクセス制御を使う」にチェックを入れる

③クラウドサービスへの通信制御設定[セッションポリシー](MDA)

■Defender ポータル > クラウドアプリ > ポリシー

「ファイルのダウンロード制御(検査含む」を選択

対象のアプリとして「Teams」「SharePoint Online」を選択

アクションとして「ブロック」を選択

デモ

hellotest2ユーザ(ポリシー対象外)によるSPOアクセス

SPOへアクセスした際に表示されるURL:https://テナント名.sharepoint.com

ダウンロード操作も可能

hellotestユーザ(ポリシー対象)によるSPOアクセス

SPOへアクセスした際に表示されるURL::https://テナント名.sharepoint.com.mcas.ms

 → SPOへのアクセスが、MDAにリダイレクトされていることが確認できる

ダウンロード不可

hellotestユーザ(ポリシー対象)によるSPOアクセス(Teams Web経由)★注意点

SPOは、Teams からもアクセスが可能。そのため、MDAセッションポリシーにて「Teams」も対象にしておかないと、Teams経由でのSPOファイルのダウンロードは制限できない

Teams Web へアクセスした際に表示されるURL::https://teams.cloud.microsoft.mcas.ms

 → Teams Web へのアクセスが、MDAにリダイレクトされていることが確認できる

ダウンロード不可

※TeamsのデスクトップアプリからのSPOアクセスを制御するには、別途検討が必要です(条件付きアクセスでデスクトップアプリからのアクセス制限等)。